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 27日の東京株式市場は、原油価格の下げ止まりを好感して幅広い銘柄が買われ、日経平均株価が一時、前日の終値より500円超上昇した。午後1時の日経平均は、前日より266円73銭高い1万6975円63銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は26・63ポイント高い1386・86。

 午前の終値は、前日より427円33銭(2・56%)高い1万7136円23銭。TOPIXは36・78ポイント(2・70%)高い1397・01。出来高は10億3千万株。

 前日のニューヨーク商業取引所では、産油国が原油の生産削減に動き出すかもしれない、との見通しが広まり、原油先物相場が反発。「米国産WTI原油」の先物価格は1バレル=31ドル台で取引を終えた。投資家心理が改善し、ダウ工業株平均が大幅に上昇した。

 その流れを受けて、東京市場も朝方から買いが先行した。29日に日本銀行が追加の金融緩和に踏み切るかもしれない、との期待もあって金融関連銘柄などの買い注文がふくらんでいる。

 投資家がリスクを取る姿勢に転じつつあることから、東京外国為替市場では円が売られ、円相場は主に1ドル=118円台で推移している。前日午後5時時点より円安に振れていることも相場を押し上げている。