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 新卒で就職し、社会人経験が2~4年の「第二新卒」の採用を、三井住友銀行が今春から始める。従来は原則、新卒か専門分野の経験者に限って募集していたが、業務の拡大で多様な人材の確保が必要だと判断した。新卒の学生を毎春、大量に採用するのが通例の大手行で、第二新卒を計画的に採用するのは珍しい。

 4~5月に募集し、7~8月に選考、10月に20~30人の採用を見込む。詳細は4月に発表する予定。

 三井住友銀は近年、アジアを中心に海外事業を増やしているほか、ITを使った新しい金融サービス「フィンテック」の開発も進める。業務拡大に合わせ、「キャリア」と位置づける専門分野の経験者も積極的に採用してきたが、第二新卒の採用で、「学生時代に銀行に関心がなかった人など、これまで以上に様々な背景を持った人を集めたい」という。

 同行には2015年度、新卒枠で1813人が入行。「キャリア」も1月現在で162人が入行した。(津阪直樹)