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 寒波の影響による断水や給水制限が相次いだ九州・山口では27日、自治体や自衛隊による給水支援や復旧作業が続いた。寒波が去り始め、断水が復旧に向かう一方、気温上昇に伴って凍結で破損した水道管からの漏水が多発。各県などによると、27日夕方の時点で全8県の62市町で22万世帯以上に影響が出ている。

 各県のまとめによると、福岡県では26日午後6時以降、6万6千世帯で水道が復旧したが、新たに断水措置をとった自治体もあり、27日午後5時現在、15市町の10万世帯以上で断水が続いている。一時市内全域の約5万5千世帯が断水した大牟田市では復旧が進み、断水の対象は3万世帯となった。

 長崎県でも26日夕から約1万9千世帯で復旧が進んだが、依然3万7千世帯で断水。一方、山口や鹿児島など各地で復旧の見通しがつかない地域もある。

 陸上自衛隊西部方面総監部によると、27日も各地の部隊が福岡や長崎など6県の22市町に水トレーラーを派遣し給水支援を続けた。

 福岡管区気象台によると、九州・山口は週末にかけて、全域で平年より暖かくなる見込みだという。