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 岐阜県揖斐川町に住む県立大垣北高校2年の山口愛加(あいか)さん(17)がつくった地図が、全国作品展で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。中学生の時、やはり最高賞の国土交通大臣賞を受賞。今回は断層地図を参考に、精密な立体地図と丹念な現地調査による平面地図で長野県北部を再現。地震防災の意識を高めてほしいとの願いが込められている。

 国土交通省国土地理院などが主催する全国児童生徒地図優秀作品展で、今回で19回目。5289点の応募があった。山口さんの作品は、2014年11月22日に最大震度6弱を記録し、民家の全壊や重軽者が相次いだ神城断層地震が起きた長野県北部の地図だ。

 小学生で初めて、地図を作製した時、材料の発泡スチレンボードの厚さは1センチだった。ただ、制作を続けるうちに正確さを追求するようになり、厚さ1ミリの1枚を10メートルの等高線に見立てることに。約150枚を重ね、高低を表した。

 地図をあらかじめ4分割にした上で、それぞれ同様の手作業をし、後で結合させた。立体と平面で構成し、立体地図の部分の制作期間は約半年となった。

 山口さんは、神城断層地震の発生から約1カ月後の新聞記事を読み、地元の住民らが足元の活断層をあまり知らないことを知った。地図を作れば、活断層への理解が深まるのではないか。そう考え、地図の作製を思い立った。

 断層のずれを見るトレンチ調査の見学会に参加し、周囲の山々に登って地形を確認した。断層地図を活用したほか、休日に丹念にフィールドワークをしたことも作品展で評価された。

 歴史に興味があった山口さんは…

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