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 米ソーシャルメディア最大手のフェイスブックが27日発表した2015年10~12月期決算は、純利益が前年同期と比べて2倍以上増え、15億6200万ドル(1840億円)だった。スマートフォンなどモバイル端末からの広告収入の伸びが大きく下支えした。

 フェイスブックの純利益が10億ドルの大台に乗るのは初めて。売上高は前年同期と比べ、52%多い58億4100万ドル(約6890億円)だった。

 パソコンからスマートフォンなどのモバイル端末への移行に対応したことや、動画を使った広告に力を入れたことで、広告収入は前年同期に比べて57%増えた。そのうちモバイル端末の広告が約8割を占める。広告主を引きつけるのは、「不特定多数に向けたテレビ広告と違い、年齢層や興味など相手を絞って広告を流せること」(フェイスブック幹部)という。

 画像や動画を使った広告が増え、フェイスブック傘下の画像・動画交流サイト「インスタグラム」の広告も増加し、全体の収入を支えるようになってきた。利用者は4億人を超え、ツイッターより多い。

 15年末時点のフェイスブックの月間利用者数は1年前より14%増加し、15億9100万人。モバイル端末からだけ利用している人は56%増えた。(サンフランシスコ=宮地ゆう