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 JR神戸線で建設中の新駅「摩耶(まや)駅」(神戸市灘区)で27日、再び事故が起きていたことがわかった。JR西日本などによると、27日午前10時ごろ、線路南側で、資材業者が駅舎の屋根の工事に使う資材をトラックから下ろす作業中、重さ約700キロの機械が落下。資材業者の男性(53)が右腕骨折など1~2カ月のけがを負った。

 同駅は3月26日開業予定。工事はJR西の子会社の大鉄工業が元請け。JR西は昨年12月11日、同駅で工事用の足場崩壊事故を起こし、上下線が約9時間運休した。今月14日から工事を全面的に再開し、22日には近畿運輸局に「管理が不十分だった」などとする事故原因と再発防止策をまとめた報告書を提出し、安全を誓ったばかりだった。

 JR西の広報部は、27日の事故について「資材業者側の問題で、鉄道の運行にも影響がないため、発表しなかった」と説明。工事関係者は「12月の事故で工事が1カ月中断したのに、日程は見直されず、非常に厳しい日程で工事をしている」と訴えている。(藤森かもめ)