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 プロ挑戦後は安定志向へ――。日本野球機構(NPB)は、若手選手を対象にした「引退後のセカンドキャリアに対する意識調査」の結果をこのほど発表。引退後の進路希望で、「一般企業の会社員」を選択した選手が6割を超えた。

 9回目となるアンケートは去年10月、宮崎県でのフェニックスリーグに参加した、12球団の若手238人に無記名で行った。平均年齢は23・7歳で、平均年俸は約900万円。この中で「引退後に不安を感じている選手」は72・7%で、前回よりも3・4ポイント増えた。

 また、引退後の希望進路(「やってみたい」と「興味がある」の合計)では「一般企業の会社員」が63%で、前回の7位から3位に急上昇。トップは9年連続で「高校野球の指導者」、2位は「大学・社会人野球の指導者」だった。

 NPBセカンドキャリアサポート担当の手塚康二さんは「打撃投手など裏方のスタッフで残っても1年契約の球団も多いし、先が見えないというのが現状。飲食店で失敗したという先輩の話も聞いているのだろう。年金や退職金のことも考えて安定志向になったのでは」と分析している。

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