【動画】29日夕に再稼働すると発表された関西電力高浜原発3号機=長野真撮影
[PR]

 関西電力は28日、高浜原発3号機(福井県)を29日夕に再稼働すると発表した。東日本大震災後の新規制基準下では、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)に続き2カ所3基目の再稼働となる。高浜原発は全国で最も原発が集中する「原発銀座」に位置し、30キロ圏内には約18万人が暮らすなど都市部に近い。

 関電は高浜3号機を29日午後5時ごろに再稼働させる予定で、30日午前6時前後には原子炉内で核分裂反応が続く「臨界」の状態になる見通しだ。2月1日に試験運転に入り、2月下旬の営業運転をめざす。

 高浜原発がある福井県の若狭湾岸には、13基の原発が並ぶ。高浜原発から30キロ圏内には、福井、京都、滋賀の3府県12市町があり、50キロ圏には近畿1400万人の「水がめ」琵琶湖や京都市もかかる。高浜原発で過酷事故が起きた場合、30キロ圏の住民は福井、兵庫、京都、徳島の4府県58市町へ避難することになるが、多くの自治体で受け入れ計画は整っていない。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら