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 大臣室で、菓子折りとともに渡された現金50万円。甘利明経済再生相は28日、これを受け取ったことを認めた。あくまでも「適正に処理した」と主張したが、識者らは「市民感覚ではアウト」と指摘する。「口利き」については詳しい説明がなく、疑惑は残ったままだ。

 午後5時、内閣府の記者会見室。甘利氏は少し口角を上げたような、穏やかな表情で現れた。記者200人以上、カメラ20台以上。一度深く頭を下げたあと、茶封筒から用意した紙を取り出し、早口で調査結果の説明を始めた。

 「記憶の限りで説明しますと、まず大臣室で菓子折り入りの紙袋をいただいたと思います。社長らが退室した後に、秘書から紙袋の中にのし袋が入っていました、との報告がありました」

 贈り主は千葉県白井市の建設会社の幹部ら。2013年11月の出来事だ。のし袋には50万円が入っていたといい、甘利氏は「政治資金としてきちんと処理するように秘書に指示した」と説明した。

 週刊文春はこの50万円について、建設会社の総務担当者が「甘利氏は50万円の入った封筒をスーツの内ポケットにしまった」と証言した、と報じた。甘利氏はこの点には語気を強め、「本当だとしたら政治家以前に人間としての品格を疑われる。そんなことはするはずがない」と否定した。

 一方で、14年にも今度は地元事務所で、菓子折りと50万円入りの封筒を受け取ったと認めた。

 記者から「無防備ではないか」と問われると、「特別です。熱心な支援者で、『どんどん応援していきますから』という話だったんです」などと釈明した。

 「いい人とだけ付き合っていても選挙に落ちてしまう。間口を広げて来るものは拒まず、という風にしないと当選しない。残念ながら」とも口にした。

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