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 大阪市が、2021年5月に関西一円で開かれる生涯スポーツの国際的祭典「関西ワールドマスターズゲームズ(WMG)」への参加を決めた。橋下徹前市長の不参加方針から一転、後継の吉村洋文市長が経済界の参加要請を受けて、方針転換に踏み切った。

 WMGは4年に1度開かれる中高年のスポーツ大会で、関西広域連合や関西経済連合会などが招致し、アジア初の開催が決定。国内外5万人の参加を目標にする。府市一体をうたう橋下氏と松井一郎大阪府知事は「経済効果が見込めない」と、参加自治体の負担金計7億円の分担を拒否。関経連が参加を求めてきた。

 吉村氏は28日の関西広域連合の会合で参加を表明。会見で「経済界と一体になって大阪の成長を進めていくのが僕の考え方。意見を聞くなかで、参加に一定の意味があると判断した」と述べた。開会・閉会式を大阪市内で催し、4500万円ほどを負担するという。

 一方、松井氏は費用負担に応じない構えを崩さない。吉村氏は「費用対効果を基礎自治体として判断した結果。(府との違いは)矛盾ではない」と語った。