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 世界保健機関(WHO)は28日、南米と北米の両大陸で広まっている感染症「ジカ熱」の感染者が今後1年間で「300万から400万人」と爆発的に増加する可能性を警告した。

 ジカ熱は、ネッタイシマカがジカウイルスを媒介し、発症すると発熱や発疹、結膜炎、筋肉や関節の痛みなどの症状が比較的穏やかに2日から7日間続くとされる。一方、深刻なのは、妊婦への感染と新生児の「小頭症」との関連が疑われていることだ。現在、ワクチンや治療法はない。

 WHOは来月1日、専門家らからなる委員会を開き、ジカ熱の現在の流行が、エボラ出血熱などと同様の「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」に相当するかを検討する。(ジュネーブ=松尾一郎)

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