米通販最大手アマゾンと米マイクロソフト(MS)は28日、2015年10~12月期決算を発表した。アマゾンは増収増益だったものの市場予測を下回った。MSはパソコン需要の低下や、昨年の事業転換の影響などで減収減益だった。

 アマゾンは、売上高が前年同期比22%増の357億4700万ドル(約4兆2180億円)、純利益が前年同期比2・3倍の4億8200万ドル(約560億円)だった。市場予測を下回り、28日の米株式市場の時間外取引で株価は大きく値下がりした。成長を支えるのが有料の「プライム会員」で、米調査会社は、米国だけで5400万人の会員がいると試算。ただ、サービスを維持するための配送コストなども大幅に増加している。

 MSは、売上高が昨年同期比10%減の237億9600万ドル(約2兆8070億円)、純利益も同15%減の49億9800万ドル(約5890億円)。クラウド事業が好調で、減収減益ながら市場予想は上回った。

 昨年から新しい基本ソフト(OS)の「ウィンドウズ10」を1年間無料で提供し始め、収益源をソフト販売からクラウドサービスへと大きく方針転換。パソコン市場全体の縮小もあり、OSで稼いでいた分を埋めるには至っていない。(サンフランシスコ=宮地ゆう

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