[PR]

 福岡県大牟田市で続いていた寒波による断水は29日午前8時に完全復旧した。同市では26日午前0時から市内全域約5万5千世帯で断水。復旧作業を急いでいた。

 同市立吉野小学校の校庭に設けられた給水所では断水当初は2時間以上の行列ができていたが、29日午前8時半ごろまでに6時台と7時台に1人ずつ来た程度。待機していた市職員は「昨日の夜から来る人がめっきり減った。それだけ復旧したということだろう」と話した。

 市内8カ所の給水所はこの日午後3時まで継続する予定だ。ただ、水道管が破裂して水道が使えない世帯もあり、市は市内7地区の公民館を給水場所にする。

 また、29日から市内の小中学校すべてで授業を再開。4日ぶりに授業が再開された吉野小学校では、児童たちが「今朝から家の水道が出たけど、砂が入っていた」などと断水の様子を話していた。

 一方、筑紫野市で約4万3千人を対象に26日から断続的に続いていた断水も29日午後1時に解除された。(堺謙一郎、大久保忠夫)