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 野菜の値段が乱高下している。暖冬で生育が早まり、安値になったと思いきや、寒波の到来で一気に高騰するケースも。今後も天候次第で価格は上下するとみられる。鍋物の季節、食卓への影響がしばらく気になりそうだ。

 「年末はあんなに安かったのに……」

 1月末、大阪市内の大手スーパー。近所に住むパートの女性(64)は野菜コーナーに陳列された九州産のセリの束を手に取ったが、「298円」の値札を見ると、そっと元の場所に戻した。鍋料理に入れようと思ったが、あまりに高い。女性は「安い店を探すわ」と言い残し、売り場を離れた。

 各地で消費者を悩ませる野菜価格の「異変」。このスーパーの担当者によると、1月下旬に各地を襲った記録的な寒波で収穫が減ったうえ、物流が滞ったからだという。影響が大きかったのは主に九州からの野菜で、不足分を補うため近畿周辺のものも高騰。ホウレンソウやコマツナ、ハクサイなどの葉物野菜を中心に、寒波到来前と比べ、最大で1~2割ほど高い値段をつけたという。

 大阪市中央卸売市場(大阪市福島区)でのホウレンソウの卸売価格は、1月13日は1キロ399円。ところが寒波に見舞われた25日には、750円にはね上がった。

 スーパーの担当者は「これでも努力して価格変動を抑えようとしているのですが……」と話す。

■昨年に2割廃棄

 だが、こうなるまでは野菜の価格は低迷し、農家を悩ませていた。

 奈良県葛城市の郊外でダイコン…

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