自動車部品大手タカタは29日、事故が相次いでいる自社製エアバッグを使う自動車メーカーを集め、事業方針などを説明した。辞意を周囲に伝えている高田重久会長兼社長が当面はトップにとどまって事態収拾にあたる方針も伝えた。各社からエアバッグ部品のリコール(回収・無償修理)費用を請求されると債務超過になるおそれがあり、苦しい経営状況についても示唆した模様だ。

 また、タカタは、リコール対象になっているエアバッグ部品の代替品の供給を急ぐよう求められている。タカタは、化学メーカーのダイセルと生産上の協力の検討をしていることを伝え、理解を求めたとみられる。