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 北海道帯広市が運営する地方競馬「ばんえい競馬」をめぐる馬券不正購入問題で、道警が2月1日にも、騎手や厩務(きゅうむ)員ら十数人を競馬法違反(馬券購入)の疑いで釧路地検帯広支部に書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

 不正購入問題は昨年10月、市への匿名の電話で発覚。市の調査では、インターネット上の馬券購入サイトで、騎手や厩務員ら計9人の名義で地方競馬の馬券を購入した履歴が確認され、ばんえい競馬の馬券購入の履歴もあった。道警は昨年12月、ばんえい競馬が開催される帯広競馬場や騎手の宿舎など関係先を家宅捜索。押収資料を分析するとともに、関係者から任意で事情を聴いていた。

 競馬法では、八百長などの不正防止のため、ばんえい競馬など地方競馬の騎手や調教師、厩務員などの関係者について、地方競馬の馬券を購入することを禁じている。

 ばんえい競馬は、北海道開拓の農耕馬遊びがルーツ。鉄そりを引く馬が障害の坂を越えるレース。国内の公営競馬としては、帯広競馬場でしか開催されていない。2014年度の馬券販売額は132億円。