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 大阪府警の全65署のうちの61署で計約4300事件の捜査が放置され、いずれも時効が成立していたことが府警への取材でわかった。これらの事件の捜査書類や証拠品などが本来の保管場所以外の機械室などに置かれたままになっていたという。府警は「管理がずさんだった」と説明している。

 刑事総務課によると、放置されていたのは主に、暴行や傷害、占有離脱物横領などの事件。殺人などの重大事件は含まれていないという。被害届が取り下げられて示談が成立しているものもあったが、調書を作成して検察に送致する手続きをしていなかったという。

 捜査書類や証拠品は本来、刑事課など担当課の保管庫に事件ごとに整理し、保管しておかなければならない。ところが署の機械室や車庫、使われていないロッカーなどに段ボール箱に入れられて放置されていたという。