週明け1日の東京債券市場は、1月29日に日本銀行が導入を決めたマイナス金利政策の影響で、長期金利の指標となる満期10年の新発国債の流通利回りが一時、前週末1月29日の終値より0・045%幅下がり、過去最低の0・050%をつけた。一方、東京株式市場はマイナス金利導入を好感し、ほぼ全面高になった。日経平均株価は一時、前週末の終値より330円超値上がりした。

 東京債券市場では、満期までの期間が異なる国債も、利回りが過去最低水準に下がっている。今後、国債価格が上昇(利回りは低下)すると考えた投資家が、国債を買い増しているためだ。

 一方、午後1時の日経平均は、前週末の終値より317円64銭高い1万7835円94銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同27・98ポイント高い1460・05だった。日経平均の午前の終値は、前週末より315円23銭(1・80%)高い1万7833円53銭。TOPIXは、同30・04ポイント(2・10%)高い1462・11だった。出来高は18億3千万株。

 前週末のニューヨーク株式市場が日銀の新たな政策で投資家心理が改善し、ダウ工業株平均が大幅に上昇した。その流れを受け、東京株式市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行した。「日銀のサプライズ効果が続いている」(大手証券)という。

 東京外国為替市場は円を売ってドルを買う動きが進んでいる。午後1時は、前週末1月29日午後5時より63銭円安ドル高の1ドル=121円25~26銭。

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