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 金星の北極や南極の上空の気温が周りより高いのはなぜか。長年の謎に迫るシミュレーション結果を宇宙航空研究開発機構(JAXA)の安藤紘基研究員らがまとめた。赤道から南北に向かう大きな大気の流れがあり、これが影響しているとみられるという。4月から本格的に始まる金星探査機「あかつき」の観測で実際の大気の流れを確かめる。

 1日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。

 金星の大気は二酸化炭素が多くを占め、星全体を巡る高速の風が吹くなど気象は地球と大きく異なる。1970年代の探査で、高度60~70キロの気温は、北極や南極のほうが周囲よりも20度ほど高い零下30度ほどであることが分かっていた。太陽光が当たりにくいはずなのになぜ温度が高いのかは謎だった。

 研究チームが高度120キロま…

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