[PR]

 ホンダは2016年に、主力市場の米国で前年比7%増の170万台、中国で6%増の107万台の販売をめざす。両市場でホンダは15年に過去最高の販売を記録しており、16年はこれを更新したい考えだ。

 岩村哲夫副社長が1月末に明らかにした。米国では、昨年11月に投入し、最も優れた車に贈られる「北米カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた主力セダン「シビック」を中心に販売増をめざす。中国では人気の小型スポーツ用多目的車(SUV)に引き続き注力する。

 苦戦が続く日本では、15年度の販売計画(72・5万台)が達成できない見通しになった。この計画は、昨秋に約6%の下方修正を経ているにも関わらず、その後も軽自動車を中心に販売が伸び悩んだ。最終的には71万台程度にとどまりそうだという。16年はミニバン「オデッセイ」「フリード」などの新モデルが出るくらいで、先行きは楽観できない。

 一方、海外市場の好調を反映し、16年度の日本からの輸出は、今年度の10万台程度から約16万台に引き上げ、4年ぶりの水準にする。