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 長野県の阿部守一知事は1日の記者会見で、18歳未満の子どもとの性行為を禁止する条例を制定する方針を表明した。長野県にはこれまで、全国で唯一、子どもとの性行為を禁止する条例がなかった。17日に開会する県議会2月定例会までに条例の骨子案が公表される見通しだ。

 県は昨年9月に条例のモデルを公表。阿部知事は、県民の理解が得られればモデルを基にした条例案を県議会に提出する考えを示し、県民との意見交換を続けていた。阿部知事は会見で「(条例制定に対して)一部に否定的な意見はあったが、肯定的な意見が大半だった」と述べた。

 長野県では長年、条例に頼らず、地域や学校の大人たちが繁華街を見回るなどして子どもを性被害から守る「県民運動」を展開。他県のような淫行処罰規定を含む条例を制定してこなかった。阿部知事は「県民運動中心に取り組んできた長野県の伝統と特性を生かした、他県にはない子どもを性被害から守る新たな仕組みを作りたい」と語った。

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