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 廃棄食品の横流し問題で、名古屋市が運営する市中央卸売市場(同市熱田区)でも、廃棄されるはずの冷凍カツが流通していたことがわかった。転売していたのは市長から許可を受けた区内の仲卸業者で、食品衛生法で義務づけられた保健所の食肉販売の許可を得ていなかった。

 カレーの壱番屋(愛知県一宮市)がダイコー(同県稲沢市)に廃棄委託した冷凍ビーフカツは、みのりフーズ(岐阜県羽島市)から複数の業者を経るなどして、スーパーや弁当店に売られた。

 その流通経路の一つとして、市中央卸売市場で水産物売買の許可を持つ仲卸業者の1社が取材に応じ、スーパーなど7業者に冷凍カツを転売したことを認めた。仕入れ元については、明らかにしなかった。

 一方、昨年9月、この仲卸業者から冷凍カツ約200枚を仕入れた愛知県内のスーパーの店長は「市場の仲卸だから信用して買った。公設市場を疑うわけにはいかない。廃棄食品なんて思いもしなかった」と話した。仕入れたカツは調理し、店内で売る総菜や、弁当の主菜にしたという。

 仲卸業者は、公設市場で卸売業者から買った品物を、小売業者ら市場に買い出しに来る人たちに販売する。市場で営業するには、市長の許可が必要だ。仲卸業者が廃棄カツの流通に関与したことについて、市消費流通課の担当者は「事実関係が明らかになった段階で適切に対応したい」と話している。

■廃棄みそ「一部の保管を委託」

 廃棄食品横流し問題で、廃棄物処理業ダイコー(愛知県稲沢市)に廃棄委託されたみその一部について、同社の大西一幸会長(75)が「みのりフーズ(岐阜県羽島市)に置かせてもらった」という趣旨を代理人弁護士に話し、横流しの意図を否定していることが1日、朝日新聞の取材でわかった。

 代理人によると、マルコメ(長…

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