写真・図版

[PR]

 ダミー会社をつくって業務を外注したように装い、消費税約5700万円を脱税したとして、東京国税局が物流代行会社「成門(せいもん)」(東京都江戸川区)と内田宏晃社長(50)を消費税法違反容疑で東京地検に告発したことがわかった。

 同社は取材に「何も答えられない」としている。

 消費税は、売上時に受け取る税額と仕入れで支払った税額の差を納付する。関係者によると、資金繰りに困っていた成門は、人件費を外注費に見せかけて仕入れの税額を増やし、差し引きの納付額を減らそうと計画。2014年8月までの3年間、ダミー会社をつくって外注費を支払い、そこから成門の従業員が給与を受け取っているように装って消費税約5700万円を免れた疑いがある。

 ダミー会社についても、零細企業で年間の売上高が1千万円以下なら、設立後2年間は消費税を免除される制度を悪用。2年以内に会社をつぶして新たなダミー会社をつくるという手法で、消費税がかからないようにしていたという。

 法人登記簿などによると、成門は04年の設立で資本金2500万円。物流倉庫での商品の仕分けや発送などの代行業務を受注しているという。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら