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 農林水産省は2日、2015年の農林水産物・食品の輸出額が、前年より21・8%多い7452億円となり、3年連続で過去最高を更新したと発表した。高品質な果物や養殖水産物が海外で高値で取引されている上に、世界的な和食ブームも追い風となった。

 安倍政権は「2020年に1兆円」としていた目標を、環太平洋経済連携協定(TPP)で参加国の関税の多くが撤廃されることなどから、前倒しで達成するとしている。2日の閣議後会見で森山裕農林水産相は「日本産は安心安全という評価が一番大きい。海外での(割高な)販売価格を改善できるようにしたい」と話した。

 輸出先を国・地域別でみると、香港が1794億円(33・5%増)、米国1071億円(14・9%増)、台湾952億円(13・8%増)と続く。

 加工食品は2221億円(26・0%増)と輸出全体の3割を占める。日本酒、ウイスキーなどのお酒や、清涼飲料水、お菓子などが増えているためだ。

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