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 エルサレム旧市街にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」をめぐり、イスラエル政府が男女一緒に礼拝できる区域を新たに設けることを決め、ユダヤ教徒の間で議論を呼んでいる。地元メディアなどが伝えた。

 嘆きの壁は、古代ユダヤ王国の神殿の外壁の跡とされ、世界中のユダヤ教徒にとっての聖地だ。これまではユダヤ教の伝統的な教えによって、男女は別々の場所で祈りを捧げていた。これに対して、米国などに多い、戒律により寛容な立場の改革派が、男女が平等に祈れるように見直しを求めてきた。

 決定は1月31日にされ、改革派は「画期的」と歓迎する一方、戒律に厳しい超正統派からは批判の声が上がっている。(エルサレム=渡辺丘)