1日のニューヨーク株式市場の時間外取引で、グーグルを傘下に持つ「米アルファベット」の時価総額が5700億ドル(約69兆円)程度に上昇し、2011年夏以降、ほぼ一貫してトップを守ってきた米アップル(約5350億ドル)を抜いて、世界首位に躍り出た。

 アルファベットが1日の通常取引終了後に発表した2015年10~12月期決算は、主力の広告関連事業が好調で、売上高と純利益がともに四半期ベースで過去最高を記録。この内容が好感され、買いが集まった。同社は昨年、大規模な組織改編を実施し、持ち株会社アルファベットの傘下に、グーグルをはじめ各事業を手がける会社が入る形態に変更した。

 アップルは昨年2月に、終値ベースでの時価総額が米企業で初めて7千億ドルを超えるなど、2位を大きく引き離した時期もあった。ただ、主力商品のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が鈍っていることへの懸念から同社株が売られ、最近は6千億ドルを割って推移していた。

 米メディアによると、1日時点の米株式市場の時価総額ランキングは、3位がマイクロソフト(約4350億ドル)、4位エクソンモービル(約3240億ドル)、5位フェイスブック(約3200億ドル)と続いている。(ニューヨーク=畑中徹)