航空国内最大手のANAホールディングスが、世界最大の旅客機「A380」3機を、正式に発注した。国際線の拡大戦略の一翼を担うが、超大型機には経営の重荷になる懸念もつきまとう。ANAの強気の裏には、「ライバル」復活への焦りもみえる。

 「世界一の飛行機で打って出たい」

 ANAの片野坂真哉社長は2日の記者会見で、A380を、日本航空などが強いホノルル線に投入する意義を語った。

 A380は欧州エアバス製の総2階建て旅客機。中東の航空会社が広々としたシャワールームを設け、「空飛ぶホテル」とも呼ばれた。ANAは19年以降、成田や羽田とハワイ・ホノルルを結ぶ路線に投入する計画で、今の中型機の3倍近い500~600席を予定している。1座席あたりの運航費が下がるため、運賃の値下げにつながる可能性もあるという。

 ただ、A380を新規導入する航空会社は、最近ほとんど無かった。小さめの飛行機で柔軟に便数を増減させるのが、各社の戦略の主流になっているからだ。

 大型機は、景気の悪化などで利用者が減ったり、原油高で燃料費が増えたりすると、とたんに採算が悪化する。08年のリーマン・ショック後、日航の経営が急激に悪化した一因は、大型機ボーイング「747」を大量に使い続けていたことにあった。

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