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 国内外に和歌山県の名声を広める業績を残した人や生き物をたたえる「和歌山殿堂」が創設され、和歌山電鉄の三毛猫「たま名誉永久駅長」が第1号として殿堂入りすることになった。県が2日発表した。

 たまは昨年6月に死に、今は部下だったニタマが2世として駅長職を継いでいる。16日に県立図書館でたまの姿をかたどった銅板レリーフの除幕式がある。

 たまは2007年に同電鉄貴志駅の駅長に就任。愛敬のある風貌(ふうぼう)から人気を集め、外国人観光客の増加にも一役買った。県は「県民栄誉賞」の新設を検討したが、すでに死んでいることなどから「和歌山殿堂」を創設することにした。仁坂吉伸知事は「観光客が増えたのはたまのおかげ。将来にわたってたたえるため制度を作った」と説明した。(平畑玄洋)