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 会社の破産手続きをめぐり奈良地裁五條支部がミスをして配当額をもらえなかったとして、大阪府富田林市の2社が、国に約70万円の支払いを求める訴訟を大阪地裁堺支部に起こした。2日に第1回口頭弁論があり、国側は「事実関係はおおむね争わない」としつつ、請求棄却を求める答弁書を出した。支払額について検討するとみられる。

 訴状によると、破産会社の手続きが2013年11月に奈良地裁五條支部で始まったため、債権を持つ富田林市の2社は、同支部に債権届け出書を提出した。しかし、書記官がその届け出書を所定の場所と違う場所に保管していた。このため15年2月、債権者に最終配当が実施された際、2社は配当先から漏れてしまったとしている。