[PR]

 中国の食品会社「上海福喜食品」が期限切れの食肉を使っていた問題で、上海市嘉定区の裁判所は1日、粗悪品を生産、販売した罪で、同社や親会社の米OSIグループの中国法人の幹部ら計10人に、懲役3年~1年7カ月の有罪判決を言い渡した。上海福喜食品と河北省のグループ会社の2社には、それぞれ120万元(約2200万円)の罰金の支払いを命じた。

 判決によると、2社は2013年3月から14年7月の間に、顧客から返却された商品を包装し直したり、原料として使ったりして再び販売した。これらは、中国法人幹部らの指示のもとに行われたと認定した。

 10人のうち4人の判決には執行猶予が付いた。懲役3年を言い渡された中国法人幹部は外国籍で、国外追放処分となった。

 上海福喜を巡っては14年、上海のテレビ局が工場に潜入取材し、期限切れの食肉の使用が明るみに出た。日本マクドナルドも食材を仕入れていたことが判明し、客離れにつながるなど日本でも影響が出た。(上海=金順姫