[PR]

 ヤフーは2日、外国為替証拠金取引(FX)事業を手がける子会社ワイジェイFXの元従業員が18万件以上の顧客情報について、インターネットで閲覧可能な状態にしていたと発表した。中には名前と住所、生年月日、メールアドレスなども含まれる。今は閲覧できない状態にしたという。

 顧客情報のうち、約12万件は売買履歴やIDなどの取引情報だった。だが、6万件以上には名前が加わり、そのうち約5万件には住所や銀行口座、生年月日なども含まれていた。元従業員が社内パソコンからネットを通じて社外のサーバーに外部へ送信したものだという。

 ヤフーが調べたところ、実際に第三者がネット上で閲覧したのは741件。多くは売買履歴などの取引情報だけで、名前まで閲覧されたのは2件だった。ヤフーは「事態を厳粛に受け止め、子会社のセキュリティー管理を一から見直す」としている。

 ワイジェイFXはヤフーが13年1月、サイバーエージェントから買収して完全子会社化した。利用者は約28万人。