[PR]

 川崎市の河川敷で昨年2月、中学1年の上村(うえむら)遼太さん(当時13)を殺害したとして、殺人などの罪に問われた無職少年(19)の裁判員裁判が2日、横浜地裁で始まった。検察側、弁護側の冒頭陳述の要旨は次の通り。

     ◇

 【検察側の冒頭陳述】

 被告は2014年12月、共通の友人の紹介で上村さんと知り合った。

 昨年1月16日夜、被告は上村さんらと遊んだが、駅で1時間待たされた。被告は横浜市港北区のコンビニで酒を買って飲酒。待たされたことに加え、年下の上村さんがなれなれしい態度をとったことなどから生意気だと感じ、駐車場で顔を数回殴り、全治2週間のけがを負わせた。

 1月下旬、上村さんが殴られたことを知った知人ら7~8人が被告の自宅に押しかけ、問い詰めた。被告は上村さんが殴られたことを周囲に話したからトラブルになったと考え、怒りを募らせた。

 2月19日夜、被告は遊び仲間の無職少年(18)、元職人の少年(18)と酒を飲んでいた。上村さんが無職少年に「遊びたい」と連絡。被告から呼ぶように言われた無職少年が呼び出し、近くのレンタルビデオ店で合流した。上村さんを問い詰め、暴力をふるうために、翌20日午前0時過ぎに4人で多摩川河川敷に向かった。

 河川敷で被告は上村さんに馬乗りになり、元職人の少年から差し出されたカッターナイフで左ほおを切りつけた。ほおから血がにじみ出たのを見て、「このまま帰すと報復される」と殺害を決意。少なくとも2回、多摩川を泳がせ、さらに腕や首を切りつけ、コンクリートに顔を打ち付けるなどした。

 上村さんが動かなくなったのを見て、3人は上村さんの服や靴を持って現場を離れた。持ち去った服や靴は公園の公衆トイレで燃やし、証拠隠滅を図った。上村さんは20日午前6時10分ごろ、遺体で見つかった。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら