フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト羽生(はにゅう)結弦(ゆづる)選手(21)が映画に初出演する。中村義洋監督の時代劇「殿、利息でござる!」(5月公開)で、江戸時代の仙台藩主、伊達重村を演じる。羽生選手が生まれ育った宮城を舞台にした物語で、出演を快諾したという。松竹が発表した。

 作品は、「武士の家計簿」などで知られる磯田道史さんが著した「無私の日本人」が原作。実話を元にしている。年貢の取り立てにあえぐ宿場町を救おうと、住民有志が知恵を絞って、藩にまとまったお金を貸し、その利息を全住民に分配する。羽生選手は困窮する庶民の前にさっそうと現れる若き殿さまという役柄だ。出演は阿部サダヲさん、瑛太さん、妻夫木聡さんら。

 羽生選手は「地元宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね備えるそのギャップを、自分なりに表現出来ればと思い一生懸命やりました」などとコメントしている。