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 ゲーム実況や多様なゲームを楽しめるイベント「闘(とう)会議」(ドワンゴ主催)が1月30、31日に千葉県の幕張メッセで開催された。会場では、普段ゲームとなじみの薄い10代から20代の女性客の姿が目立った。お目当ては動画投稿サイトで人気の高い「ゲーム実況者」たちだ。

 闘会議には2日間で約4万7千人が来場し、中継した動画投稿サイト「ニコニコ動画」は約680万人が視聴した。中でも盛況だったのはゲーム実況のコーナー。その一つ、実況者の「コジマ店員」のコーナーには、約200人の観客が訪れた。約8割は若い女性だ。

 自らプレーしながら実況したのはホラー系の「バイオハザード」シリーズ。列車内で次々と襲いかかってくるゾンビと対決するスリリングな内容だ。「さあ、ここで(ゾンビが)来るぞ!」「怖いぞ! ぎゃあああ~」。解説にリアルな反応を織り交ぜ、ゲームの世界に引き込む。女子高生のゆいさん(17)は普段からコジマ店員のゲーム実況をニコニコ動画などで視聴している。「更新されるたびに見ています。トークとリアクションが面白いので、ホラー系のゲームでも怖くない。見ているだけで楽しめます」

 コジマ店員は、その名の通り家電店の店員のような法被姿。「お笑いタレント」のようなキャラが受けているのか。仙台市から訪れた大学院生の女性(24)は、「お笑いタレントはテレビの向こう側の人。実況者はもっと身近で、応援したくなります」。

 ゲーム実況は、話しながらゲームする様子を動画サイトに投稿したコンテンツ。本格的な実況者は良質のマイクやカメラなどの機材をそろえ、ゲーム画面だけでなく、プレーする自身の姿も同時に撮影して動画を作る。10年ほど前に動画投稿サイトのサービスが始まった当初からジャンルとしては存在したが、一般に人気が高まったのはここ数年。デジタル化でゲームが進化し、プレーのノウハウへの関心が高まってゲーム実況の視聴者が増え、女性にも裾野が広がった。ニコニコ動画の会員数(ID発行数)は約5100万人で、現在、サイトに投稿されているゲーム関連の動画は約600万件。再生数は約700億回に達し、中でもゲーム実況は最大の人気コンテンツになっている。

 実況者はゲームが趣味の男性が…

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