三菱自動車は3日、2020年度までに小型SUV(スポーツ用多目的車)の電気自動車(EV)を含む14の新型車をつくる計画を発表した。世界的に人気があるSUVを増やし、プラグインハイブリッド車(PHV)やEVも5車種に増やす。

 今後4年でSUVの世界市場が2割ほど伸び、うち小型は6割ほど伸びるとみて、新年度には新たな小型SUVを売り出す。PHVも開発し、現行のSUV「アウトランダー」に加えて2車種にする。最も売れている小型SUV「RVR」は19年度に全面改良し、EVも追加する。

 大型SUV「パジェロ」の新型は、技術の進み具合をみて開発するか判断する。相川哲郎社長は「世界に認められたブランド」としつつ、燃費規制がより厳しくなるため、「いまの延長で開発しても生き残れない」と話した。小型セダン「ランサー」は自社開発をやめ、海外の一部で他社に開発・生産を委託する方向だ。