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 中南米を中心に流行し、世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言した感染症「ジカ熱」の問題を受け、インドの自動車大手タタ・モーターズが、近く発売を予定していた新車「ジカ」の名前を変えることにした。3日にニューデリー近郊で開かれた新車発表会で、同社幹部が明かした。

 タタの「ジカ」は5人乗りの小型自動車。「きびきびした」「元気な」を意味する英語の「ジッピー」と「カー(車)」の略で「ジカ」と名付けた。広告にはサッカー・アルゼンチン代表のメッシ選手を起用。スポーティーなイメージで売り出そうと昨年12月から広告キャンペーンを始め、今月5日からニューデリー近郊で一般公開される自動車ショーでお披露目し、発売する予定だった。

 新名称はまだ決まっておらず、3日の発表会では「ジカ」のまま発表された。ギリシュ・ワグ副社長は「早く名称を決め、キャンペーンをやり直して販売の成功につなげたい」と話した。(ニューデリー=貫洞欣寛