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 上野動物園(東京都台東区)は、4日からジャイアントパンダの展示を中止すると発表した。雌のシンシン(10歳)の発情兆候が強まったためで、雄のリーリー(同)との交尾に備える。パンダの展示中止は2014年以来。

 園によると、シンシンは尿に含まれる性ホルモンの量が増加傾向で、「メーメー」という恋鳴きと呼ばれる声を出すなど発情のピークが近づいているという。ジャイアントパンダの繁殖期は年1回、2~5月で、妊娠の可能性が高まるのはこのうち数日間だ。園は近く、別々の部屋で飼育している2頭を同居させる。交尾しなかった場合、人工授精を検討している。

 2頭は11年に中国から来日。翌年に同園で24年ぶりの赤ちゃんが生まれたが、6日後に死亡した。13年は妊娠と同じ兆候を示す「偽妊娠」で、この2年は交尾は確認されなかった。