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 機内で急病人が発生した場合に備え、日本医師会と日本航空は3日、搭乗中の医師を日航側が把握できる仕組みを15日から始めると発表した。国内の航空会社では初めての取り組みで、マイレージカードを利用する。日医は今後、国内の他の航空会社にも導入を呼びかけるという。

 日医が発行する医師資格証と日航のマイレージカードの両方を持っている医師が対象で、日航のホームページで専門領域などを登録してもらう。登録した医師が飛行機に乗る際にマイレージカードを使うと、日航側が医師の搭乗を把握できる仕組みだ。急病人が出たら、客室乗務員が事前に把握している医師の席に出向いて対応を頼む。

 依頼された医師が協力をためらわないように、医療事故が発生した場合の賠償責任は日本航空が加入する保険で対応するという。(小泉浩樹)