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 中国経済の減速や原油価格の急落を受けて、企業業績の勢いに陰りが見えてきた。2日までに発表を終えた2015年10~12月期の決算をみると、経常利益の伸び率は前年の同じ時期と比べて2・5%だった。15年4~9月期の20・7%から、大きく減速している。

 東証1部に上場する3月期決算企業547社(対象の42・5%、金融をのぞく)分を、SMBC日興証券が集計した。10~12月期の経常利益は、鉄鋼が62・6%減、海運業が62・0%減、機械が18・0%減と落ち込んでいる。

 伸び率悪化の主因の一つが、中国や新興国経済のペースダウンだ。日立製作所は、中国での建設機械の不調が響き、16年3月期の通期の営業利益見通しを500億円引き下げ、6300億円とした。3年ぶりに純損益が赤字となる見込みの商船三井は、鉄鉱石や石炭などを運ぶ船が余って処分するため、最大約1800億円の特別損失が出そうという。

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