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 勤務時間が不規則な職場に換えられ仕事と育児の両立ができなくなったとして配置転換命令の無効確認を求めて大阪地裁に仮処分を申し立てていた京都市の女性(37)=休職中=と、勤務先で京阪電鉄の子会社「京阪ステーションマネジメント」(大阪市)は、会社が育児に配慮した勤務シフト導入を検討することで和解した。女性は3日付で仮処分申請を取り下げた。

 女性の代理人弁護士によると、育児や介護で早朝・夜間の勤務が難しい従業員が対象の勤務態勢を作ることで会社と労働組合が協議を始めるという。女性は4月に職場復帰する予定。

 申立書などによると、女性は夫と共働きで長女(6)と長男(4)を育てている。2014年10月、本社勤務から終業時間が遅くなることが多い駅の改札業務を命じられ、「子どもを保育園に迎えに行けない」と命令の撤回を求めたが、会社が応じなかったため休職し仮処分を申請した。京阪ステーションマネジメントは「従業員のために前向きな合意ができた」としている。