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 ヤフーは4日、ホテルなどの予約サイトを運営する一休への株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。10日付で一休を連結子会社とし、自社サイトとの連携を深めて宿泊や飲食の取扱高を増やしたい考え。大きく先行する楽天を追うのがねらいだ。

 3日までの買い付け期間で、4割超の株式を持つ一休創業者の森正文社長を含め、約94%分の応募があった。買収金額は945億円。ヤフーは一休を完全子会社化する方針で、一休は来月中旬にも上場廃止となる見通しだ。森社長は近く退任する。

 一休は2000年に宿泊予約を始めた「老舗」サイト。ビジネス客中心の楽天とは対照的に、一流ホテルに狙いを絞った戦略を展開し、ブランド力も高い。飲食店予約にも10年前から注力し、予約実績は年間百数十万件と、グルメサイト「食べログ」の上をいく。