[PR]

 米大統領選のアイオワ州党員集会の結果を受け、共和党のランド・ポール上院議員(53)とリック・サントラム元上院議員(57)は3日、指名獲得争いからの撤退を表明した。党員集会での支持者獲得率はポール氏が4・5%(候補者12人中5位)、サントラム氏が1%(同11位)で、いずれも低迷していた。

 ポール氏は声明で「撤退するが、戦いは終わっていない」と述べ、上院議員として再選をめざす意向を示した。小さな政府をめざす姿勢でリバタリアニズム(自由至上主義)や保守系草の根の「ティーパーティー(茶会)」からの一定の支持を集めてきたが、政府による個人情報の収集強化に反対する訴えなどが、手厚いテロ対策を求める世論に十分に浸透しなかったとみられている。

 一方、サントラム氏はテレビ番組で撤退表明。その上で「新世代で国を統合できる人」として、マルコ・ルビオ氏(44)への支持を表明した。サントラム氏は2012年の同州の党員集会では宗教保守派の支持を集めて1位。今回約23%の支持を集め、上院議員テッド・クルーズ氏、実業家ドナルド・トランプ氏に次ぐ3位に入ったルビオ氏には追い風になりそうだ。(ニューヨーク=金成隆一