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 韓国に「第2の金姸児(キムヨナ)」と呼ばれる小学生が現れた。1月の韓国フィギュアスケート総合選手権女子シングルを、11歳8カ月で制した劉永(ユヨン)。金姸児の12歳6カ月より早い史上最年少の優勝だ。

 総合選手権はショートプログラム(SP)、フリー合計183・75点で、昨年の全日本選手権なら6位に入る得点。金姸児の代名詞だった3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプなど高度な構成をこなした。

 2010年バンクーバー五輪で金姸児の金メダル獲得を見たのがきっかけで、フィギュアを始めた。英語教育を受けさせたいという親の方針でシンガポールに住んでいたが、13年に韓国に移って、本格的な指導を受け始めた。

 金姸児が14年ソチ五輪で銀メダルをとって引退した後、韓国では世界上位に食い込める存在がいない。そんな中、韓国スケート連盟の司空景媛(サゴンキョンウォン)・副会長が「表現力もこの年齢にしてはかなりある」と話す期待の存在だ。開催国となる18年平昌五輪は年齢制限で出られず、22年の北京五輪が目標になる。