スマホゲーム・モンスターストライク(モンスト)の破竹の勢いがとまらない。運営するミクシィが5日発表した2015年10~12月期の売上高は、549億円と四半期で最高記録を更新。モンストの売り上げは、年明けもさらに伸び続けているという。

 12月に発売したニンテンドー3DS版の売り上げ30億円が加わり、売上高は前年同期より64・9%も増えた。四半期の純利益も前年同期比55・7%増の156億円に達した。

 森田仁基社長は会見で「かなり若い客も獲得できているという感触はある」と語り、今年1月のモンストの売り上げも過去最高だったことを明かした。動画サイト「ユーチューブ」でのアニメ放送も奏功し、売上高はもっと増えるとの予想も示した。

 一方、スマホゲームの先駆者で発売日が約1年7カ月早いパズル&ドラゴンズ(パズドラ)のガンホー・オンライン・エンターテイメントの業績は対照的だ。

 15年10~12月期の売上高は351億円と3四半期連続で減り、最盛期の14年1~3月期から3割近くも落ち込んだ。売上高の9割近くを占めるパズドラは累計4千億円以上の売り上げを稼ぎ出したが、ピークはすでに過ぎたとみられる。

 ガンホーは利用者の使うお金が多くなりすぎないよう調整することで、人気を少しでも長持ちさせる戦略をとる。だが、2匹目のどじょうを狙う企業が新しいゲームを次々と投入しており、競争も激しさを増している。