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 大阪市長を退任し、政界引退を表明した橋下徹氏(46)が8日夜、広島県福山市で講演した。昨年12月の退任後、一般市民向けの講演会は初めて。出席者によると、政界復帰については「(大阪都構想の)住民投票で政治的には死んだ人間。次の新しいリーダーが出るのをサポートしたい」と述べるにとどめた。

 「福山市民の知らない橋下改革の真実」と題され、橋下氏が代表だった地域政党「大阪維新の会」で大阪市議だった福山出身の村上栄二氏が主催し、事前に申し込んだ市民ら約2千人が集まった。

 廃案となった都構想の目的は「既得権益を持っている連中や、大阪市議会の一掃」と説明。補助金カットなどで批判されても「嫌われる政治家になるべきだ」などと強調し、「皆さんの一票で、政治家にプレッシャーをかけることが必要だ」などと訴えたという。

■ネットに月1万800円の会員制ゼミ

 橋下氏は今年に入り、週に1回ペースの講演で、自らの経験から政治や行政のあり方を語っている。企業経営者向けが多いが、政治家主催の一般市民向け講演もある。出演料は「1本200万円」。秋まで予約で埋まっているという。