日本銀行のマイナス金利政策の導入決定を受け、みずほ銀行など3メガバンクは5日、定期預金の金利を8日から引き下げる、と発表した。みずほは、金額が多い預金を優遇する金利の上乗せをすべてやめる。他の2行も7年以下の定期預金で上乗せをなくす。日銀の新政策の預金者への影響が広がってきた。

 みずほは、期間が2~10年で、300万円以上の定期預金に適用してきた0・010~0・050%分の上乗せ金利をすべてやめる。8日からは預ける金額にかかわらず、1年以下は年0・025%、2~5年は年0・030%、6~7年は年0・040%などとする。例えば、1千万円を2年間預けた場合、いままでなら利息は約8千円だったが約6千円に減る計算だ。

 三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は、2~7年の300万円以上の定期預金で0・010~0・040%分の上乗せ金利をなくし、年0・025%に統一する。8年以上での上乗せ分は残す。普通預金の金利は3行とも年0・020%に据え置く。

 5日の東京債券市場では長期金利がマイナス寸前になった。指標となる満期10年の新発国債の流通利回りは前日終値より0・030%幅下がり、過去最低の0・020%で取引を終えた。(久保智)