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 滋賀県甲良町の北川豊昭町長(70)が、1月24日に投開票された同町議選の当選者2人にビール券を贈っていたことが6日、分かった。公職選挙法は、公職にある者が選挙区内の人に金銭や物品を贈る寄付行為を禁止している。北川町長は取材に対し「(自分が社長を務める)会社名義で渡したので、公選法違反にはならないと思った」と話しており、ビール券は2日までに町長に返却されたという。

 北川町長らによると、町長は24日夜、当選者の選挙事務所を訪れ、お祝いとして、それぞれ約5千円分のビール券を本人や関係者に渡した。北川町長は「長年私の選挙を応援してくれた人たちでもあったので、ねぎらう気持ちだった。私自身、町議に初当選した際に当時の町長から花束をもらったので、慣例でいいかなと思った。軽率な行為だった」と述べている。

 北川町長は、同町が昨年夏に1人2冊までと限定して発売したプレミアム商品券を5冊買っていたことが問題となり、自身の給与を1月から3カ月間50%減額している。