[PR]

 台湾南部で地震が起き、マンションが倒壊するなど大きな被害が出たのを受け、日本で支援の動きが広がりつつある。東日本大震災のときに台湾から義援金などを受けた被災地からも、「恩返し」の動きが出ている。

 仙台市の奥山恵美子市長は6日、「大切な友人である皆様と、おもいをひとつにして参ります」と記した親書を台南市長に送った。台南市からは震災直後の2011年4月、約1億円の義援金が届けられた。仙台市は物資などの支援を検討する。

 宮城県南三陸町も、義援金や救援物資を届ける検討を始めた。昨年開院した町立病院の建設費約56億円のうち、約22億円は台湾の赤十字組織からの寄付で賄った。新しい病院のそばには、町と台湾の旗が刻まれた碑が立つ。佐藤仁町長は「感謝の気持ちを一刻も早く届けたい」としている。

 村井嘉浩知事も6日、「県として、できる限りの支援をしたい」とのコメントを発表した。

 一方、国際医療NGO「AMDA(アムダ)」(本部・岡山市)は、現地に医師1人と看護師1人を派遣すると発表した。現地の状況次第で支援を拡大することもあるという。