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 端午の節句に向けて、堺市西区の工房「高儀(たかぎ)」でこいのぼりの生産が最盛期に入っている。手がけるのは、全国でも数少ない手描きの「堺五月鯉幟(こいのぼり)」。高田為八さん(93)、武史さん(61)親子が明治から続く伝統を守っている。「手描きは味が違う。たくましく育って欲しいという親の願いに応えるには、力強い表現をしないと」と為八さん。

 最大で9メートルの大きさだが、近年はベランダに飾れる1・2~1・5メートルのものが人気。3月の桃の節句が終わると、一斉に売り出されるという。(井手さゆり)