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 ミャンマー総選挙で大勝したアウンサンスーチー党首率いる国民民主連盟(NLD)が過半数を占める国会で8日、新大統領を選ぶ権限を持つ連邦院=上下院の全議員で構成=が招集された。マンウィンカインタン議長=NLD所属、上院議長兼務=は、大統領の選出手続きを3月17日に始めると宣言した。

 テインセイン現大統領の任期満了は3月30日。NLDは当初、閣僚の国会承認手続きなどを考慮し、新大統領を2月中に選出する方向で検討していたため、ぎりぎりまで先延ばしにした形だ。軍政下で制定された憲法が阻むスーチー氏の大統領就任をめぐり、国軍と交渉が続いており、スーチー氏は自身の就任を最後まで目指す意向とみられる。

 スーチー氏は亡夫や息子が英国籍で、憲法の「外国籍の家族がいる人物は大統領になれない」との規定に該当する。NLDはこの条項の一時凍結を求め、国会で4分の1の議席を持つ軍と交渉している。軍は国防、内務など3閣僚を指名する権限も持ち、新政権の安定的な運営のために軍の協力が欠かせないためだ。

 関係者によると、交渉では、大…

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